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2014年1月22日(水)Google カスタム検索で関連ページを表示

  • 「関連ページ一覧」フィールドタイプが Google カスタム検索を利用するようになりました。設定方法について解説します。

  • (2014年1月21日(火) 午後0時51分29秒 更新)
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新しい「カスタム検索エンジン」の準備

「関連ページ一覧」フィールドタイプは、この開発者ブログの「関連記事」を生成しているフィールドタイプです。

これまで「関連ページ一覧」フィールドタイプは、無料の Google Web Search API を利用していましたが、同 API が非推奨とされてから3年が経ち、いよいよ不安定となってきましたので、Google カスタム検索 API を利用するよう変更しました。

そのため、今度から「関連ページ一覧」フィールドタイプを利用するには、「Google カスタム検索」のサイトで「新しい検索エンジン」を作成する必要があります。

「新しい検索エンジン」を作成するには、まず「カスタム検索エンジン」から「カスタム検索エンジンにログイン」します(このときまだ Google のアカウントを持っていない場合は、「Google のアカウントを追加」します)。

ログインに成功するとコントロールパネルが開くので、「検索対象サイト」「言語」を入力・選択して、「新しい検索エンジン」を作成します。

「新しい検索エンジン」作成画面

「新しい検索エンジン」を作成する画面。サイトのドメイン全体だけでなく、サイトの特定フォルダ配下だけを指定することもできます。複数のサイトを登録することも可能です。たとえば、いくつかの関連サイトをひとつの検索エンジンに登録すると、関連サイトを横断して検索する検索エンジンを作れます。

「カスタム検索エンジンの作成が完了しました」

「カスタム検索エンジンの作成が完了」したら、「コントロールパネル」をクリックします。

設定 > 基本 > 詳細 > 検索エンジンID

「設定」ページの「基本」タブにある「詳細」欄「検索エンジンID」をクリックして、「検索エンジンID (cx)」を表示し、表示された値をコピーします。

以上で「検索エンジン」の準備ができたので、CMONOS.JP の設定に移ります。

「セットアップアシスタント > 管理情報変更 > Google カスタム検索 検索エンジン ID (cx)」にペースト

カスタム検索のサイトでコピーした ID を、「セットアップアシスタント」の「管理情報変更」にある「Google カスタム検索 検索エンジン ID (cx)」欄にペーストし、「保存」します。

次に、「関連ページ一覧」フィールドを設定します。

ページ情報フィールド設定

「ページ情報フィールド設定」で「関連ページ一覧」の「詳細設定」をクリックします。

「関連ページ一覧」フィールドの詳細設定

「関連ページ一覧」フィールドの詳細設定。「Google カスタム検索 API を利用する」をチェックし、「保存」します。

ちなみに、「ナビメーカー」の「ナビゲーションレイアウト」で設定する「Google によるサイト検索」も「Google カスタム検索」を利用するようになりました。「ナビゲーションレイアウト」で設定を確認後、「ナビゲーション作成」で「ナビゲーション書き出し」を実行すると、新しいサイト検索が表示されます。

たとえばこのサイトでは、左上の虫眼鏡アイコンにマウスを重ねると、サイト検索が飛び出てきます。「Google カスタム検索」の基本機能を利用したサイト検索では広告が表示されますが、無料となっています。

「ナビメーカー」の「ナビゲーションレイアウト」で設定する「Google によるサイト検索」

「ナビメーカー」の「ナビゲーションレイアウト」で設定する「Google によるサイト検索」。以前のサイト検索は使用できなくなりましたので、ご注意ください。

無料版 API をかしこく利用する「関連ページ一覧」

「Google カスタム検索」によるサイト検索は、広告の表示される基本機能については、無料で利用できますが、API 経由で検索結果を取得する場合は、1日100アクセスまでと、厳しい制限がかけられています。それ以上の API アクセスが必要な場合は有料となります。

そこで「関連ページ一覧」フィールドタイプでは、一度取得した関連ページ情報を、指定された日数キャッシュ(保持)するようにしました。つまり、記事作成時と誰かが指定日数をあけて記事にアクセスした時以外、「関連ページ一覧」フィールドタイプが「カスタム検索 API」にアクセスすることはありません。

そのため、更新頻度がそれほど高くないサイトでは、1日100アクセスまでの制限があっても、「関連ページ一覧」を生成できる、というわけです。もし一気に記事を更新して、API アクセス制限の上限に達してしまった場合でも、日が経つにつれ次第に各ページの「関連ページ一覧」が生成されていくはずです。

実際この開発者ブログの「関連ページ一覧」は、それなりに機能しているようです。広告が入りませんし、サイトのデザインにもなじみやすいので、使い勝手がいいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。ぜひご活用ください。

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