2009年4月13日(月)XREAに Crypt::SSLeay を入れるには?
CMONOS.JP Ver1.2.20090413 から利用できるようになった OpenID による認証には、Crypt::SSLeay が必須となっています。そこで、XREA に SSH 経由で Crypt::SSLeay をインストールしてみることにしました。
- (2009年4月13日(月) 午前0時3分43秒 更新)
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チャレンジ!CPANモジュールインストール
ではさっそく作業を始めることにしましょう! まずは、XREA.COM のコントロールパネルから「ホスト情報登録」ページを開きます。ここで、作業をしているパソコンのホスト(IPアドレス)が安全であることを、サーバに教えてあげます。
XREA.COM のコントロールパネル。「SSH登録」ボタンを押してしばらく待ちます。5分かかるとか書いてありますね。
サーバに接続するためのSSHクライアントは、MacOS X なら「ターミナル」で OK。ターミナルを立ち上げ、次のように入力します。YOUR_ACCOUNT は自分のアカウント、sNNN は XREA のサーバ名と読み替えてください。
% ssh YOUR_ACCOUNT@sNNN.xrea.com
YOUR_ACCOUNT@sNNN.xrea.com's password:
パスワードが聞かれるので、FTPと同じパスワードを入力してリターン。
ここから先は、SSHクライアントを使う場合も同じです。以下は CMONOS.JP を通常の位置にインストールしていることを前提としています。CMONOS.JP のライブラリフォルダが「~/cgi-data/lib」ではない場合は、モジュールのインストール先を変更してください。
YOUR_ACCOUNT@sNNN:~> cd ~
YOUR_ACCOUNT@sNNN:~> mkdir temp
YOUR_ACCOUNT@sNNN:~> cd temp
ホームディレクトリに移動して一時保存フォルダ「temp」を作成し、「temp」フォルダに移動します。
YOUR_ACCOUNT@sNNN:~/temp> wget http://search.cpan.org/CPAN/authors/id/D/DL/DLAND/Crypt-SSLeay-0.57.tar.gz
(作業経過が表示される)
100%[=======================================>] 122,980 --.-K/s in 0.08s
2009-04-04 16:05:42 (1.50 MB/s) - `Crypt-SSLeay-0.57.tar.gz' saved [122980/122980]
wget というソフトで Crypt::SSLeay を temp フォルダにダウンロードします。
YOUR_ACCOUNT@sNNN:~/temp> tar zxvf Crypt-SSLeay-0.57.tar.gz
YOUR_ACCOUNT@sNNN:~/temp/Crypt-SSLeay-0.57> cd Crypt-SSLeay-0.57
ダウンロードしたファイルは圧縮されているので解凍します。解凍してできた「Crypt-SSLeay-0.57」フォルダに移動します。
YOUR_ACCOUNT@sNNN:~/temp/Crypt-SSLeay-0.57> perl Makefile.PL PREFIX=~/cgi-data/lib INSTALLPRIVLIB=~/cgi-data/lib INSTALLSITELIB=~/cgi-data/lib INSTALLARCHLIB=~/cgi-data/lib INSTALLSITEARCH=~/cgi-data/lib
全部「~/cgi-data/lib」に入れるようオプションをつけて Makefile します。これでいいのかよくわからないのですが(^^;、やってみたサイトではちゃんと動いています。マニュアルなども同じフォルダに入ります。
Which SSL install path do you want to use? [/usr]
Do you want to run the live tests (y/N) ? [N]
いろいろ聞かれますが全部リターンで問題ありません。
YOUR_ACCOUNT@sNNN:~/temp/Crypt-SSLeay-0.57> make
YOUR_ACCOUNT@sNNN:~/temp/Crypt-SSLeay-0.57> make install
お決まりの指示をしてインストール完了です。
YOUR_ACCOUNT@sNNN:~/temp/Crypt-SSLeay-0.57> cd ~
YOUR_ACCOUNT@sNNN:~> rm -fr temp
YOUR_ACCOUNT@sNNN:~> exit
最後にホームディレクトリに移動し「temp」フォルダを削除します。そして終了(exit)。
思ったより難しくないですね(^_^)。ただしくれぐれも自己責任でお願いいたします。
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