OpenID とは、一つの ID をウェブ上のさまざまなサービスの認証のために利用することができる仕組みです。OpenID に対応しているサイトであれば、あるサービスで作成した OpenID を、そのサイトにログインするために使うことができます。

ここ一年で、mixi や Yahoo! Japan が OpenID プロバイダーサービスを開始し、smart.fm など OpenID で気軽に始めることができるサービスが増えてきました。

なかでも mixi の OpenID はユニークで、マイミクやコミュニティ参加者限定で認証する仕組みを備えています。この仕組みを使えば、mixi 内の活動と連動した外部サイトを作ることも簡単です！

ただ、CMONOS.JP の OpenID 対応は不完全ですのでご注意ください。mixi や Yahoo! など一部のサービスにしか対応できません。そのかわり依存モジュールが「LWP::UserAgent」と「Crypt::SSLeay」だけとなっていますので、レンタルサーバなどでも比較的動かしやすいのではないかと思います。

外部モジュールにあまり依存しないため、ファーストサーバのような Perl5.5 環境でも動作します。xrea でもユーザーが SSH 経由で「Crypt::SSLeay」をインストールすれば動かすことができます。

mixi でログインするまでの流れ。あらかじめ mixi にログインしていれば、何度かボタンをクリックするだけで認証が完了します。

また、新バージョンでは、テキストエリアの入力支援ツールが強化され、内容にあわせてテキストエリアの高さが自動的に伸び縮みする「フィット」が追加されました。

これは ppBlog 開発者の martin さんがブログ記事「テキストエリアの自動リサイズ再び」で書かれていたアイディアを元にしたツールです。CMONOS.JP に取り入れることをコメントメールで快く許可してくださった martin さんに感謝いたします。

他にもエスケープ・置換などがメニューに追加され、ちょっぴり便利になりました。ぜひ試してみてください。