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水呑地蔵

  • 鎌倉時代の石仏です。すぐ脇から水がわき出しています。

  • (2012年5月28日(月) 午後1時58分30秒 更新)
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水呑地蔵

かつての浄瑠璃寺南大門のそばにあり旅人ののどを潤したそうです

鎌倉時代、赤門と呼ばれた浄瑠璃寺南大門がこのあたりにありました。そのそばにあった地蔵堂に祀られていたのがこのお地蔵様です。康永二年(1343年)、この南大門から火災が起こり、浄瑠璃寺の多くの建物が焼け落ちてしまいます。このとき地蔵堂も焼け落ち、焼け仏となったまま放置されてきたのかもしれません。

江戸時代初期の剣客、荒木又右衛門がここで休み水を飲み、それから水呑み地蔵と呼ばれるようになった、とも伝えられています。

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