Mountain Lion から RSS 機能が削除されてしまいました。そこで、Safari と Mail から簡単に RSS を取り出すツールを作りましたので、どうぞご利用ください。
Safari の RSS をいろいろな RSS リーダーで取り込める OPML 形式で書き出すブックマークレットを作りました。この方法の利点は、ブックマーク中のフォルダ構造を保ったまま RSS リンクを OPML にまとめられる点です。ブラウザのHTMLパース能力を利用した方が楽なので、ちょっと回りくどいかんじになりました。
というわけで、ブックマークから RSS リンクのみを OPML に変換する方法は次の通りです。
まず、変換ブックマークレットをあらかじめブックマークバーに登録しておきます。下記リンクを Safari のブックマークバーにドラッグ&ドロップしてください。
次に、Safari のファイルメニューから「ブックマークを書き出す」を実行し、書き出された「Safari のブックマーク.html」を Safari にドラッグ&ドロップして開きます。
「Safari のブックマーク.html」が Safari に表示されている状態でさきほどのブックマークレットをクリックします。少し経つとブックマークを元にした OPML が表示されます。
無事 OPML が表示されたら、画面全体をコピーして、テキストエディタにペーストします。最後にテキストを保存すれば OPML ファイルのできあがりです。フォルダ構造もちゃんと保たれます。
ファイルを保存する際、環境設定で「標準テキストファイルのエンコーディング」の「ファイルを保存するとき」の設定を「ユニコード(UTF-8)」にしてください。
「bookmarks.opml」など適当な名前をつけて保存します。
ただ、テキストエディタが拡張子を追加してしまうので、ファイルを選択してファインダーの「情報を見る」で、拡張子を変更する必要があります。
「.txt」を消して「.opml」にします。
こうして作った OPML ファイルは Vienna や Google Reader など、ほとんどの RSS リーダー アプリ/サービス で読み込めます。RSS リーダーの移行にお困りの方はぜひお試しください。
ちなみに、先日公開した「関連リンク」機能拡張なら、Safari6 でも RSS を表示できます。更新は確認できませんが、内容を確認後、RSS リーダーに登録できるのが便利です。ページ上のリンクやブックマーク中の RSS でも条件があえば、Safari のウィンドウで内容を表示できます。
それにサイトの過去記事なんかをちょっと確認したいときなど、RSS を表示できた方が便利ですよね(^^;。
JavaScript だけでけっこうやれるもんですね(笑)。
まわりに意外と困っているひとがいたので、Mail から RSS を取り出して OPML ファイルにまとめるドロップレットを作りました。
もし Mountain Lion にまだ乗り換えていないか、旧版 Mail のデータが残っている場合は、RSS を取り出せるのではないかと思います。
でもうちには Mountain Lion がないので、うまく動くかどうかわかりません(^^;。Lion ではちゃんと動きました。Mountain Lion 導入準備にもぜひ。