ショッピングカートの受注を管理する「チェックアウト」はウェブデータベース「テーブルメーカー」をベースとしています。受注通知機能も「テーブルメーカー」で使えるフィールドタイプ「作業状況チェック」によって実現されています。
今回は、テーブルメーカーで使える「作業状況チェック」フィールドタイプが「チェックアウト」(デフォルトの状態)でどのように使われているのかご紹介します。
「チェックアウト」はテーブルメーカーをベースとしていますので、入力フィールドを自由に組み合わせることができます。デフォルトの状態では次のようなフィールド構成となっています。
受注通知などを担当しているのは「作業状況チェック」フィールドタイプです。ここでは「状況」というフィールド名となっています。「状況」を「受注確認」などに変更すると受注メールが送信されますが、メールの内容は「状況」の「詳細設定」で変更することができます。
「チェックアウト」で「作業状況チェック」フィールドタイプを使用する場合のみ、キャンセル処理内容に「商品を棚に戻す」オプションが追加されます。この処理は、商品データベース等に記録された在庫数をキャンセルされた注文分だけ増やします。
「作業状況チェック」フィールドタイプの使用例として、「チェックアウト」の受注通知を見てみると、キャンセル処理などの意味がわかりやすいのではないでしょうか。
「チェックアウト」ではキャンセル処理名が「この注文をキャンセルする」となっていますが、たとえば、報告書データベースでキャンセルボタンを使う場合なら、キャンセル処理名を「追記/修正を申請」とするとよいかもしれません。
また、「チェックアウト」は「テーブルメーカー」ベースですので、入力フィールドを自由に組み合わせることができます。作業状況チェックフィールドを省略し、よりシンプルなショッピングカートとして使うことも可能です。
ぜひ、カスタムフィールドをうまく使って、目的にぴったりのウェブデータベースを作ってください! なお、チェックアウトの機能についてはビデオツアーの第12回「ネットショップをつくろう(受注編)」で解説しています。