テーブルメーカーには「作業状況チェック」フィールドが用意されています。このフィールドを使ってウェブデータベースに決裁機能を追加することができます。
テーブルメーカーには「作業状況チェック」フィールドが用意されています。このフィールドタイプは決裁機能として使うことができます。
たとえば、CMONOS.JP のサンプルサイトに用意されている、報告書データベースのサンプルには、報告を「承認」する機能があります。この機能は「作業状況チェック」フィールドによって実現されています。サンプルサイトでは誰もが決裁できるようになっていますが、通常は決裁できるユーザーを特定のユーザーに限定することになるでしょう。
いわゆる「決裁」は、作業状況の変更という形で行います。サンプルでは報告書が「承認」されたときに報告内容の変更を禁止することで「決裁」としています。
またサンプルでは報告者のメールアドレスが登録できませんが、報告者のメールアドレスを登録するメールアドレスフィールドを追加すると、作業状況の変更を報告者にメールで通知することができるようになります。メール内容は作業状況ごとに設定します。
作業状況のうち、報告者がキャンセルした後で有効になるものについては「キャンセル後有効」をチェックします。「入力者によるキャンセル処理」を利用するには「キャンセルボタン」を使用可能にします。「入力者によるキャンセル処理」は「チェック責任者」にメールで通知されます。
決裁権限のあるユーザーについては「チェック責任者」設定欄で設定します。「チェック権限のあるユーザー」が「登録ユーザー」以上である場合、「チェック責任者を表示する」ようにすると、ログにチェック(決裁)したユーザーが表示されます。
CMONOS.JP は、さまざまな追加機能がフィールドタイプとして用意されているのが特長です。ぜひ、多彩なフィールドタイプをうまく組み合わせて使いやすいウェブデータベースを作ってください!
ちなみに、今回取り上げた「作業状況チェック」フィールドは、ショッピングカートの受注管理を行う「チェックアウト」で、受注通知などに使われています。次回は「チェックアウト」で「作業状況チェック」フィールドがどのように使われているのか、ご紹介したいと思います。