実在する樹木のバオバブには、他の木にない変わった特長がたくさんあります。木に葉っぱが少ないのは、葉からの蒸散を避け乾燥に耐えるためだそうです。そのかわり樹皮の下には葉緑素があって、樹木全体で光合成ができるのだとか。さらに、幹の内部はスポンジ状で年輪がなく、たっぷり水を蓄えることができるとのこと。

星の王子さまは、小さな星を壊してしまうやっかいな巨樹としてバオバブを恐れていましたが、マダガスカルの地では、他にはない特長を持つバオバブが、いろんなことに役立っているそうです。

甘酸っぱい実はもちろんおやつやジュースがわりに食べられます。それだけでなく、その固い殻を食器や容器として使うこともできます。10センチほどもある厚い樹皮をはがすと薄い皮がたくさん取れ、それで屋根を葺いたり、ロープを作ったり、さまざまに役立ちます。しかも、木を傷めない程度に樹皮をはがせば、しばらくすると新しい樹皮が再生するので、何度でも樹皮を採ることができます。地方によってはバオバブの太い幹をくりぬいて貯水タンクとして使うこともあるそうです。

NHK のドキュメンタリー番組か何かでそんなレポートを見て、バオバブってホントにおもしろい木だなあって思いました。（マダガスカルでは焼き畑などの影響でどんどん減っているのが残念です...。）

さて、突然ですが、ここで話は CMONOS.JP に変わります。

CMONOS.JP の掲示板は、ただのツリー式掲示板に収まらない、ユニークでいろいろに役に立つ掲示板をめざして開発されました。そう、あのバオバブの木のように！です。それで「バオバブ」と命名しました。

願わくばバオバブの木のように、CMONOS.JP の「バオバブ」もユーザーのみなさんにいろいろに使っていただければ、と思います。

入力権限を制限することで、通常の掲示板とはまたちがった使い方もできることでしょう。

「バオバブ」を使っていろんな掲示板を作成したサンプルを、サンプルサイトでご覧いただけます。ぜひ、一度ご覧ください。