旧式携帯向けの表示を調整するには

旧式携帯向けの表示を調整する独自タグについて解説します。

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旧式携帯でサイトを表示する方法

旧式携帯向け表示オプションの設定

<!--m:content [旧式携帯でのみ表示するコンテンツ]-->
旧式携帯でのみ表示するコンテンツを記述します。HTML タグをエスケープしないでください。
<!--m:config postponable="topicpath,site-navi,header,info-bar"-->
以下のオプションを指定できます。
skippable="recent-trackbacks,table.calendar,.user-generated-content-input-form,.auto-fit,.toggle-html-editor"
無視する要素を要素IDまたは class 名で指定します(id|tagName?.className)。class 名を指定する場合は、先頭に「.」を追加します。特定タグの class を指定する場合は「タグ名.class名」とします。複数指定する場合はカンマで区切ります。このオプションはデフォルトの設定を上書きします。
skippable+="additional-id,.additional-class"
デフォルトの設定に追加する場合は「+=」で指定します。
postponable="topicpath,site-navi,header,info-bar"
末尾に表示する要素を要素IDまたは class 名で指定します(id|tagName?.className)。class 名を指定する場合は、先頭に「.」を追加します。特定タグの class を指定する場合は「タグ名.class名」とします。複数指定する場合はカンマで区切ります。このオプションはデフォルトの設定を上書きします。
postponable+="additional-id,.additional-class"
デフォルトの設定に追加する場合は「+=」で指定します。
parsable="daytable,timetable-grid,daytable"
セルごとにヘッダを付記して表示する table 要素を要素IDまたは class 名で指定します(id|tagName?.className)。class 名を指定する場合は、先頭に「.」を追加します。複数指定する場合はカンマで区切ります。このオプションはデフォルトの設定を上書きします。
parsable+="additional-id,.additional-class"
デフォルトの設定に追加する場合は「+=」で指定します。
autobreakdisabled
自動ページ分割を使用しない場合設定します。
prev="↑前のページ"
ページ分割タグを使用したときに、前のページに戻るリンクで表示するテキストを設定します。
next="↓次のページ"
ページ分割タグを使用したときに、次のページに進むリンクで表示するテキストを設定します。
hrcolor="#999999"
テーブルの替わりに表示する区切り線の色を設定します。
hrsize="1"
テーブルの替わりに表示する区切り線の幅を設定します。
<!--m:pagebreak prev="↑前のページ" next="↓次のページ"-->
この位置でページを分割して表示します。
prev="↑前のページ"
ページ分割タグを使用したときに、前のページに戻るリンクで表示するテキストを設定します。
next="↓次のページ"
ページ分割タグを使用したときに、次のページに移動するリンクで表示するテキストを設定します。
<!--m:body text="#663300" bgcolor="#FFFFEE"-->
旧式携帯向けに表示する際に使用する body 属性を設定します。

記述例

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
<head>
<title lang="ja">旧式携帯向けオプションのサンプル</title>
</head>
<body>
<!--m:body text="#663300" bgcolor="#FFEEEE"-->
<!--m:content <p>この部分は携帯でのみ表示されます。上の行は文字色を濃い茶色に、背景色を薄い黄色に設定しています。</p>-->
<div id="pc">PC向けの表示</div>
<!--m:config skippable+="pc"-->
<p>上の行では、id が pc の要素を携帯向けの表示で無視するよう設定しています。</p>
<!--m:pagebreak-->
<p>ここから先は2ページめに表示されます。</p>
</body>
</html>

m.cgi 設定項目

m.cgi にはいくつかの設定項目があります。設定を変更するには、FTP ソフトなどで m.cgi をダウンロードし、テキストエディタで設定を書き換えた後、アップロードして古いファイルを上書きします。

$cookie_store
Cookie 格納ディレクトリを設定します。
$cookie_lifetime
Cookie 保存日数を設定します。
$use_trans_sid
携帯固有ID(かんたんログイン)を使わず携帯URL にセッションIDを埋め込む場合、「1」を設定します。
@target_domain
対象ドメインを設定します。空の場合 m.cgi より下位階層のみ変換対象とします。'all' が含まれている場合全てのドメインを変換対象とします。)
@ignorable_url
携帯用に表示を変換しないURLを設定します。「セットアップアシスタント」の「携帯リダイレクト」を設定している場合、「.htaccess」を書き換えて変換対象ではないフォルダへのアクセスをリダイレクトしないよう設定する必要があります。
@skippable_elements
デフォルトの無視する要素を設定します。
@postponable_elements
デフォルトの後回しにする要素を設定します。
@parsable_tables
デフォルトのセルごとにヘッダを付記して表示する table 要素を設定します。
$prev_text
ページ分割タグを使用したときに、前のページに戻るリンクで表示するデフォルトのテキストを設定します。
$next_text
ページ分割タグを使用したときに、次のページに進むリンクで表示するデフォルトのテキストを設定します。

ignorable で指定したフォルダを旧式携帯向け変換の対象外とするには

FTP などで .htaccess をダウンロードし、次の太字部分を挿入します。Windows や MacOS X では、.htaccess ファイルが不可視となりますので、ダウンロードする前に「_htaccess」等にリネームし、編集したファイルをアップロードして古いファイルを差し替えた後、ファイル名を「.htaccess」に戻します。

# For Mobile - start -
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} (DoCoMo|J-PHONE|Vodafone|SoftBank|KDDI|UP\.Browser) [NC]
RewriteCond %{HTTP_USER_AGENT} !MCONV
RewriteCond %{REQUEST_URI} !/ignorable_folder
RewriteCond %{REQUEST_URI} !/m\.cgi
RewriteCond %{REQUEST_URI} (/|\.html|\.htm|\.shtml)$
RewriteRule ^(.*)$ /m.cgi/$1 [L,R]
</IfModule>
# For Mobile - end -

上記は「ignorable_folder」を変換対象から外す設定です。

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