カレンダーで閲覧ユーザーごとに閲覧できる内容を指定するにはどうすればよいでしょうか
仕事の予約管理に使いたいのですが、元請会社が複数あり、特定の元請会社は詳細が閲覧できるがそれ以外は詳細を閲覧できない。しかし、すべての閲覧者は詳細以外の予定を閲覧できる。と、こんな具合に考えています。
ご質問ありがとうございます。
閲覧ユーザーごとに閲覧できる内容を細かく指定することはできませんが、登録ユーザー以外の一般ユーザーに特定項目を閲覧できなくすることはできます。
ユーザーの登録は「パスワード登録」ツールで行います。
登録ユーザーの中からさらに特定のユーザーに閲覧権限を絞る場合は、カレンダーの「一般設定/共同オーナーアドレス」に、特定ユーザーのアドレスを登録し、アクセス権設定で非公開項目閲覧のチェックレベルを「共同オーナーパスワード」に設定します。
フィールドに閲覧識別コードを追加改造して詳細部を閲覧制御できないでしょうか。
すみません。できないと思っていたのですが、アクセス制限設定をうまく設定すると、denkiya3さんのおっしゃるような使い方ができるようです(^^;。
まず、下図のようにアクセス制限設定の「イベント詳細閲覧」のチェックレベルを「登録パスワード」に設定します。「イベント修正」および「イベント入力」のチェックレベルは共同オーナーパスワード以上に設定します。
これで、「ゲストを招待」フィールドでイベントに招待されているメールアドレス、もしくは、任意のメールアドレスフィールドに入力されたメールアドレスでログインしなければ、イベント詳細を閲覧することができなくなります。
もともとはイベントに招待されたユーザーにのみ詳細を見せるために用意した仕組みでしたが、denkiya3さんのような使い方にも応用できそうです。
「クライアント連絡先アドレス」などの名前でメールアドレスフィールドを作成し、そこにクライアントのメールアドレスを登録しておけば、そのアドレスでログインしたユーザー以外詳細を見ることはできません。
現状でも上記のようなことがだいたいできるのですが、iCalendarファイル書き出しで詳細情報を書き出してしまうほか、詳細情報を検索できてしまう問題がありましたので、今回それらを修正しました。
ざっとテストはいたしましたが、まだ十分ではないと思いますので、とりあえずBeta版として公開します。
カレンダー2008年10月13日Beta
「~/cgi-data/lib/CMONOS/Calendar 」フォルダを、ダウンロードしたファイルを解凍すると作成される Calendar フォルダに置き換えてください。
何か不具合があればご報告いただければ幸いです。
何も問題がなければ、11月末に予定している次期バージョンに組み込むことになります。上記パッチを組み込んだバージョンを10月15日にリリースしました。今回は貴重なご意見をありがとうございました。