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2009年12月29日(火)チャレンジ!個人で代引き!

  • 日本郵便の運送サービスでは、ゆうちょ銀行口座を持っている人なら誰でも、代金引換が利用できます。実際に利用してみました。

  • (2009年12月30日(水) 午前0時53分37秒 更新)
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振替口座をつくろう

日本郵便代金引換を利用するには、ゆうちょ銀行の口座が必要です。そこで「振替口座」を新しくつくることにしました。

なぜ総合口座ではなく振替口座かというと、振替口座の方が代金引換の「送金手数料」が安いからです。日本郵便の代金引換手数料は250円となっていますが、これに加えて送金手数料がかかりますので注意してください。

振替口座を利用する場合、3万円未満の代金引換で送金手数料は120円(通常払込)となっています。一方総合口座の場合、525円(電信払込)もかかります。この差額はけっこう大きいのではないでしょうか。

ちなみに、振替口座は、利子のつかない、お金の受け渡しに特化した口座です。そのうえ通帳もカードもないため、ATMからお金を引き出すことができません。お金を引き出すには、郵便局の窓口で専用の用紙に口座番号を書き込んでいちいち手続きをする必要があります...。

ものすごく不便な口座ですよね?(^^; でも、だいじょうぶ。

実は、後で述べるように「ゆうちょダイレクト」を利用すると、振替口座であっても、自宅にいながらにして自由に他の口座へお金を振り込むことができます。ということは、ゆうちょダイレクトで一度振替口座から総合口座へお金を移し替えてしまえばいいわけです。そうすればATMでお金を引き出すこともできますし、不便さはほとんど解消されます。しかも、ゆうちょダイレクトを利用したゆうちょ銀行口座への振替は月5回まで無料となっていますから、手数料がよけいにかかることはありません。バッチリですね。

というわけで、振替口座といっしょに総合口座も開設しました。もちろん両口座の ゆうちょダイレクト も忘れずに申し込みました。

振替口座開設のお知らせ

振替口座開設の手続き(印鑑と身分証明書を忘れずに!)をすませてしばらくすると自宅に送られてくる「振替口座開設のお知らせ」。振替口座にはこの紙切れ一枚以外、通帳もカードもありません。

実際に送ってみる

口座が用意できたので、さっそく何か送ってみることにしましょう。この記事が想定しているのは、ゆうメールの代金引換で同人誌などを販売することですので、実際に同人誌を送ってみました(笑)。

まずは郵便局に行って代金引換専用ラベルをもらってきます。ゆうメール と ゆうパック とではラベルが違いますので注意が必要です。郵便局によっては代金引換ゆうメールの取り扱いがほとんどないため、郵便局員さんが要領を得ない反応をすることがありますが、あたふたとどこかに電話して確認するようすをのんびり眺めつつ、根気よく待ちましょう...。

今回の代金引換実験でも、なぜか ゆうメール のラベルではバーコードが機械を通らず(?)、一度ゆうメール用ラベルを突き返され、ゆうパック 用ラベルに書き直すよう言われました。でも結局 ゆうパック ではなく ゆうメール 用の小さめの代金引換ラベルを使うのが正解だったようです。ラベルにわかりやすい注意書きがありますので、万が一突き返されたらその注意書きを指摘するとよいでしょう。

代金引換ゆうメールのラベル

代金引換専用ラベル。これは 郵便 と ゆうメール 用。ゆうパック の場合はひとまわり大きい別のラベルになります。送金先に振替口座番号を記入し、通常払込みに丸をつけます。

前回も書きましたが、ゆうメールは内容物が冊子または CD/DVD に限られています。そのため、郵便局で内容物を見せてから封をするか、中が覗けるよう切り欠きや透明部分のある封筒を使う必要があります。今回は切り欠きのある封筒を用意しました。「切り欠き」は適当にのりしろをハサミで切り取って作ります。

用意したもの

大切な本をビニール袋で保護した上で、切り欠きのある封筒に入れ、送ります。

切り欠き

切り欠きから中身が冊子であることを確認できます。

ラベルの重さは重量に含まれないそうなので、とりあえずラベルを貼らずに郵便局に持っていき、ラベルを貼っていない状態で重さを測ってもらうとよいでしょう。

さて、今回送った同人誌は価格が 400円 で重さが 140g でしたので、

本の代金400円
送料(〜150g)180円
代金引換手数料250円
代金引換送金手数料120円

合計=950円

となりました。

このうち送料と代金引換手数料をあわせた430円は、荷物を送るとき支払います。代金引換送金手数料の120円は回収代金送金と同時に振替口座から引き落とされます。

ちゃんと届いた!

近所の郵便局から出しましたので、翌日にはもう届きました。速い!(笑)

自宅に送られてきた封筒。

自宅に送られてきた封筒。配達員さんに950円支払いました。

入金とその後の処理

支払われたお金は3〜4日後には、指定した振替口座に払い込まれます。それだけでなく、振替受払通知書が郵送で届けられますので、入金がわかりやすくなっています。

振替受払通知書の封筒

振替口座に入金がある度に郵送されてくる振替受払通知書。

振替受払通知書

封筒の中に入っている振替受払通知書。代金分の950円が払い込まれ、それと同時に送金手数料120円が引かれていることがわかります。

このまま振替口座にお金をおいていても不便なので、さっそく総合口座に移動させましょう。ゆうちょダイレクト にアクセスし、「ゆうちょ銀行宛て振替」を実行します。

ゆうちょダイレクト明細画面

ゆうちょダイレクトの明細画面。まだ他に取り引きが無いので振替受払通知と同じ内容が記載されています。この830円をそっくり総合口座へ移動させることにします。

振替完了画面

ゆうちょダイレクトのゆうちょ銀行宛て振替完了画面。月5回まで振替手数料は0円です。

今度は送金先の総合口座で入出金明細を確認してみましょう。

送金先の入出金明細

送金先総合口座の入出金明細。830円が入金しています。これで、このお金を ATM で引き出せるようになりました。

いかがでしたか? 日本郵便の場合、個人でも、送料+370円(代引き手数料250円+送金手数料120円)で、特に審査もなく手軽に代金引換が利用できるようです。今回は ゆうメール を利用しましたが、郵便や ゆうパック でも同じように代金引換を利用できますから、個人の創作活動や小さなお店などで使い勝手がよさそうですね。

もちろん CMONOS.JP のショッピングカートは、代金引換手数料の計算にも対応しています。より多くのお客様に作品や商品が届くよう、支払い方法の選択肢に代金引換を加えてみるのもよい方法かもしれません。ぜひチャレンジしてみて下さい!

※この記事は2009年12月29日現在の情報に基づいています。記事でご紹介した他社サービスに関する内容の正確性については責任を追いかねますので、詳細についてはそれぞれのサービスの公式サイトをご参照ください。

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